タイトル 鮮度チェッカー

あらゆる魚類、冷凍、生でも、部位が変わっても科学的に判定できる

鮮度チェッカー

東北大学大学院農学研究科
 水産資源化学研究室
 佐藤実名誉教授考案

特許
  • 特許第3390700号
    ヒスタミンの簡易測定法
  • 特許第3510880号
    電気泳動用ろ紙及びこれを用いた装置
  • 特許第4291381号
    食肉の鮮度判定方法

鮮度チェッカーは食品の中身に含まれる細胞エネルギー貯蔵・運搬物質であるアデノシン三リン酸(ATP)が時間とともに分解し、鮮度が悪くなると生成される物質(イノシン、ヒポキサンチン)が蓄積することを利用した、新鮮さ(K値)を測定する装置です。

K値(%)は以下の式で求められます。

式

鮮度チェッカーは、鮮度が良いときに含まれる成分(ATP、ADP、AMP、IMPなどの青字成分)と鮮度が悪くなったときに含まれる成分(HxRとHxの赤字成分)を電気泳動法で短時間できれいに分離し、紫外線で検出し、K値を短時間で簡単に求める装置です。すなわち、鮮度チェッカーを用いると“鮮度が見えます”。

魚だけでなく、牛肉、豚肉や鶏肉の鮮度測定にも使用できます。

スポットアナライザ

専用計算ソフト「スポットアナライザ」

専用の計算ソフト「スポットアナライザ」でK値を求め、「表示」、「プリント」することができます。
簡単操作で、データベース化。科学的判定が瞬時に表示できます。

スポットアナライザ

鮮度チェッカーの測定原理

様々な食品に含まれる“鮮度が良いときの成分”と“鮮度が悪くなるとできる成分”を電気泳動で互いに分離し、紫外線で検出します。それぞれのスポット画像を数値化し、鮮度の指標“K値”を簡単に求める装置です。魚の鮮度を目で確かめることができ、牛肉、豚肉や鶏肉にも使えます。

鮮度チェッカーでヒスタミンも同時測定できます

鮮度チェッカーで、食中毒の原因となるヒスタミンを同じ試験紙で同時に測定します。 この方法で、食材の鮮度と安全性を短時間に確認できます。

鮮度チェッカーでヒスタミンも同時測定できます

鮮度について

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